作家プロフィール Profile

熊谷雲炎 Unyen Kumagai

1965年 東京都生まれ。

取手市、守谷市を拠点に書家・現代アーティストとして活動。アーカスプロジェクト、小学校、障害者施設、コミュニティ組織などで古代文字を取り入れたワークショップを多く開催。

子ども達に表現することの大切さを伝え、古典と現代、過去と未来に注目し、これから考えなければならない社会問題についてメッセージを発している。

作品について

社会彫刻の概念を基に制作しており、 主に社会問題や人間、女性に注目し、それを題材にしている。

作品に書かれた言葉の意味は人それぞれの解釈の中で咀嚼される。個人の理解の中での判断は広がりを持たないし、限界があるのではないかと考え、それ以上でもそれ以下でもない、文字性を無くすことを選んだ。

空間や章法といった、従来の書道とは違い、文字記号と文字記号を結合させ、新たな別イメージを作り出す手法を用いている。
しかし、作品の根底には必ず古典があり、長い歴史の中で育まれてきた書体を元に文字をオブジェ化している。
また、日本の歴史の中で、連綿と受け継がれてきた、多様性を受け入れ認め合う”武士道精神”と”禅の心”も大切に創作している。

主な展覧会

2022年 『虫鳥魚の物語』取手
「Tokyo Shodo Week」三鷹
「YOKOHAMA SHODO ART Fair」 横浜
「SHODO NEW AGE」(Eastern conference)市川
「SHODO NEW AGE」(Western conference)京都
『幸せの種』守谷
JIAS主催「第23回日本・フランス現代美術世界展」六本木
「書家による抽象表現展VI 」銀座
「ART SHODO SELECTION in Tokyo」三鷹
2021年 ART SHODOに参加
2020年 『地母神』nap gallery
『150人の花』Arts Chiyoda3331
『3331おっ玉手箱』アーツ千代田
2019年 『古代文字で書くみんなの宇宙』つくば
2018年 『書の自由と未来』守谷
2017年 「パメラン・ウォール展示vol.1」ARCUS PROJECT
『書アート体験100人プロジェクト』WS アーカスプロジェクト
2016年 『アート書体験』WS アーカスプロジェクト
2013年〜2019年 CACA現代アート書作家協会所属、銀座、表参道、横浜などで多数出展。
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